T様邸外壁塗装工事 バルコニー防水工事

使用材料 アステック:リファイン1000MF-IR
目次

施工レポート

現地調査

施工前の様子です。外壁のクラック、シーリングのひびや固化が見られました。外壁は経年劣化による色の褪色や外壁の汚れが目立っていました。

足場仮設

仮設足場を設置します。安全に作業できるようにしっかりと組んでいきます。その後昇降階段、足場メッシュシート養生を行い周りへの飛散も防ぎ、防犯性も高めます。

高圧洗浄

塗装工事の前に、高圧洗浄機で外壁の汚れ、傷んだ古い塗膜などを洗い流していきます。

ここで外壁の汚れや傷んだ古い塗膜などを丁寧に取り除いておかないと、塗装をしても数年後に塗膜が剥がれる早期剥離の原因になりますし、キレイには仕上がりません。

当社では丁寧に汚れを落とし、密着性を高めた上で塗料を塗り重ねていきます。

下地処理

下地のクラックや塗膜の剥離を処理します。ヘアークラックはシーリングなどの充填材で埋めて補修し、構造クラック部は充填処理だけでは不十分なので、エポキシ注入剤で内部からクラックを処理し、シーリングで表面処理します。下地の劣化に合わせて適切な補修方法を選定する事が重要です。

シーリング

外壁材や部材の間の目地を埋めるためにシーリング工事を行います。

シーリング材はシリコンやポリウレタンなどの樹脂からできており、部材間の隙間にシーリング材を詰めることで、雨水や汚れの侵入を防ぐ大切な役割を担っています。

シーリングには塗装前に施工する先打ち、塗装後に施工する後打ちがありますが、当社では無色透明な塗料で仕上げるクリア仕上げと呼ばれる塗装工事以外は、先打ちを採用しています。(クリア仕上げでも無機塗料を使用する際は先打ちを採用する場合もあります。)今回T様邸でも塗装前にシーリング打設をしました。

先打ちのメリットは、樹脂製のシーリング材の上に塗装を施すことになりますので、紫外線によるシーリングの劣化を塗膜が防いでくれることです。これによってシーリングの本来の機能を長期間にわたって維持できるようになるのです。

また、当社ではシーリング材に20年〜30年の非常に優れた耐久性を持つ、オートンイクシードを使用しています。2030年という長期の耐久性がありますから、外壁に使用する塗料よりも長持ちします。たとえ塗装が劣化しても外壁の防水性を保つことができるのです。一度の工事で長期にわたって安心をお届けできますので、多くのお客様にご好評をいただいております。

基礎

日本の住宅では基礎にコンクリート、セメント、モルタルが一般的に使用されていますが、コンクリートやセメントには防水性がありませんので、水分を吸い込んでしまい、ひび割れが生じます。

そのひび割れからさらに雨水が侵入する事でコンクリートと鉄筋の中性化が進み剥離や腐食の原因となります。基礎部分が劣化し、お住まいの安全性・耐久性を弱めることにつながります。それを防ぐために基礎にも塗装が施されていますが、築年数が経つにつれ塗装が劣化します。

外壁塗装のタイミングで基礎にもしっかりと塗装を施し、防水性を高めておくことがとても大切です。

外壁塗装

まず最初に下塗りとしてシーラーを塗ります。シーラーには下地と塗料を密着させる、接着剤のような役割があります。シーラーを塗って密着力を高めてから塗装を施します。

下塗り後、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねていきます。このように必要な塗装を重ねることによって、塗膜に十分な厚みを与え、適正な耐久性を確保することができます。また、建物の美観を向上させます。

付帯部塗装

雨樋や破風板、シャッターボックスや水切り板金などの鉄部、軒天井などの付帯部もしっかりと塗装していきます。バルコニーのFRP防水のトップコートも施工します。

鉄部はケレン作業でサビを落としたり、下地の密着を向上させる処理をしっかりと行い、素地をキレイに整えてから塗装を施しました。

このような下地処理が塗装の持ちを左右しますので、手を抜かずにしっかりと行っていきます。

完工

外壁の汚れや色褪せが綺麗になり、付帯部もきれいに色付けされて、新築時のようなお住まいに生まれ変わりました。お色もしっかりとお打ち合わせしてお喜び頂けました。

T様、ご依頼いただきありがとうございました!

塙塗装工業では、お住まいの調査・お見積りを無料で行っております。
無料診断についてコチラのページで詳しくご案内しております。

お住まいのことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!

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